アジアン☆ばあちゃん

 倉敷の商店街には、アジアン女子向けっぽい小さな衣料店が多かった。観光客が集まる美観地区ならともかく、ここでやってけるのか?と思ってチラチラ覗いていたら、お店の中でアジアン女子店員とおばあちゃんが話をしていた。

 なるほど。もしかしてアジアンファッションとおばあちゃんファッションは、とっても親和性が高いんじゃないだろうか。おばあちゃんがよく着てる高い絨毯みたいな柄の服とか、どんどん重ねていく着こなしとか、つるんとした靴とか、アジアン雑貨を取り入れやすいようにも思う。

 例えばじじばばの町に若いアジアン女子を誘致しまくって、アジアンファッションストリートを作る。アジアン女子はおばあちゃんをアジアンファッションに染めて、おばあちゃんファッションのトレンドにアジアンが定着していく。町にはアジアンおばあちゃんが溢れ、その不思議な風景はメディアに取り上げられる。こうしてアジアンおばあちゃんは全国的な流行へ。

 一方でアジアン女子たちはアジアンおばあちゃんのお陰で小金持ちになり、今度は彼女たちがお金を使うためのお店も増えていく。同業の仲間がたくさんいるので友達にも困らない。こうして町はアジアン女子とアジアンおばあちゃんによってすっかり元気になる。

 という流れを考えてみたが、どうだろう。アジアンファッションで町は生き残れるかというと、たぶん長くは持たないけど、一世代分くらいはなんとかなるんじゃないだろうか。

コメント

  1. こたけ より:

    新しい発想だなw
    意外と成功するかもしれないぜ。

  2. Nov より:

    限界集落をいかにとんがった町にして盛り上げるかみたいなことばっか考えてる。
    ちゃんとマネジメントのことを考えられるようになったら1つくらい実現してみたい。

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