意外と難しい、地番の探し方。

土地のことを調べようと思ったら、まずは登記を取ることから始める。登記は地番がわからないと取得できないけれど、これが地味に難しい。僕らが普段の生活で使う住所は「住居表示」といって地番とは別物なので、住所がわかればいいってものでもない。最初は試行錯誤だったけど、少しずつやり方がわかってきた。

  1. ブルーマップを使う。
  2. 住宅地図でアタリをつけて、公図や地番集成図を使う。
  3.  共同担保目録を使う。

ブルーマップを使う。

都市部であれば、地番はブルーマップを使うのが手っ取り早くて簡単だ。ブルーマップは住宅地図に地番が書かれている地図なので、場所さえわかれば地番がわかってしまう。田舎ではブルーマップが無いのでこの方法は使えないが、田舎では住居表示が実施されていなくて住所=地番であることが多いので、 それなりに何とかなる。
覚王山ブルーマップ

住宅地図でアタリをつけて、公図や地番集成図を使う。

ブルーマップが無いところで、家も建っていない土地だと住所がわからないので地番もわからない。そういう時は公図や地番集成図で地番を探る。まず、地番を知りたい土地のそばにある建物の地番で公図をとってみる。下図のような場所で赤い枠の地番を知りたい時、近くの109番で公図をとってみる。
住宅地図
 
公図をとって住宅地図と見比べてみると、107、108、110、111の4筆で赤枠の土地が構成されていることがわかる。(よく見たら住宅地図に110番の建物があるじゃん、あんまりいい例じゃないな・・・)

公図
ところでこの公図、水色部分が空白地帯になっている。これは「不接合」という。公図は集落ごとに作られるので、集落の縁同士がぴったり合わさらないことが多い。それでこんな風に空白地帯ができてしまっている。今回の不接合はズレが少ない方なので不接合をまたいだ対応関係がわかりやすいが、ズレの大きいところは本当に大変だ。
すぐそばの地番がわかるなら公図を取れば大丈夫だが、地番がわかる土地がだいぶ離れていたら、公図で探すのはちょっとしんどい。そういう時は地番集成図を使うと、推定しやすい。ただし地番集成図は市役所まで行って手に入れなきゃいけないので、ちょっと面倒臭い。

共同担保目録を使う。

共同担保目録というのは、根抵当権を登記する時に、抵当の担保になる土地をまとめて記載するものだ。事業所のある土地なんかは、根抵当を打って銀行からお金を借りているので、共同担保目録があることが多い。建物の家屋番号か土地の地番、どれか1つがわかれば、その登記を共同担保目録つきで取得する。すると、その所有者が持っている土地や建物が、共同担保目録を通じて芋づる式にわかる。土地が不接合をまたいでいて、不接合の向こう側の町名がわからないときにもこの方法は有効だ。