今年最後の舞台「紫式部ダイアリー」

murasaki_chirashi
三谷幸喜の舞台が広島にもやってくるということで問答無用でチケット購入した舞台「紫式部ダイアリー」を観てきました。僕の苦手な歴史モノです。なんで歴史モノが苦手かというと、そもそもあんまり歴史に興味が無かった私が歴史モノに触れると、知らなくても面白いかもしれないけれど、知っていたらもっと面白いんだろうなと思うからです。

内容は清少納言の斉藤由貴と紫式部の長澤まさみがバーで女のバトルを繰り広げるという時代モノというよりかは現代よりなお芝居。この界隈に関する僕の知識といえば、源氏物語の主人公が光源氏ということと、枕草子は春はあけぼのを暗記させられたくらい、あと二人は仲が悪かったらしい、ということぐらいですかね。

この前観た三谷演劇の「国民の映画」でも思ったけど、やっぱり時代モノは知ってた方が絶対に面白い。だけど今回の紫式部ダイアリーが面白かったのは、三谷さんが、最後のオチを舞台上で明かさなかったところ。ネタバレでもないけど、最後の場面は清少納言が紫式部の秘密のダイアリーを読むところで、読む前に、「ここでちょっと予想してみましょう、紫式部は私のことを褒めているのか、こけおろしているのか」といったセリフを言ってからダイアリーを読んで、清少納言は大笑い。それで舞台は終わりなのです。最後のセリフは清少納言のセリフというよりは三谷さんのセリフだし、わざわざそういう振りをしておきながら舞台上で答えを出さないのがいい。たぶん紫式部日記の清少納言の一節を読んだことのある、知ってる人たちも、今頃改めて「紫式部日記 清少納言」で検索してるんじゃないでしょうか。

 

あー、これはいい終わり方、すごく面白かった!と思っていたら、今日が実は千秋楽だったそうで、カーテンコールでわざわざ紙吹雪が舞い、三谷さんも引っ張り出され、長澤まさみも斉藤由貴も最後に一言挨拶があり、とっても満足な今年最後の舞台でした。