偉大なる黒川紀章。

 課題も修論もここ最近は順調。芸術展が終わって、妙に時間ができたような余裕がある。「まあいいか」癖が出ない限りいい調子を続けられると思う。

 日経アーキの黒川紀章追悼記事を電車の中で読んでいて泣きそうになった。ピースセンターの丹下健三と現代美術館の黒川紀章は僕が最初に名前を知った建築家だった。今回の訃報は丹下さんの時よりショックだった。生意気で大口を叩いて悪人面の人だったけど、建築界の悪役を演じているようでもあって、その人柄が好きだった。磯崎さんは追想コメントでメディア型と言っていて、なるほどと思った。黒川紀章の戦略に僕はまんまとハマったんだと思う。

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