タスクスケジューラで自動的にソフトを起動させる。

 前回、iSnoozeでiTunesを目覚まし時計として使うことができるようになったものの、今のままだと常にパソコンをつけっぱなしにしておかなくてはいけない。電気代とか寿命とかが気になるのでどうにかならないかなと思って調べていたら、Windows標準の「タスクスケジューラ」を使うのがいいみたいだった。

 タスクスケジューラは「スタート→プログラム→アクセサリ→システムツール」の中にある。指定時刻にソフトを起動したりメールを送ったりできるもので、例えば毎週末にデフラグツールを起動させるようにしたり、バックアップ支援ソフトを起動させるようにしたりするのに使うみたいだ。

 今回はこれを使ってiSnoozeで設定した時刻の5分前にパソコンがスリープ状態から目覚めて、iSnoozeを起動するように設定した。結局電源を落とすことはできないけれど、スリープ状態にできるだけでよしとしよう。パソコンを自動で起動させるためには、BIOSの設定をいじらなきゃいけないらしいが、なんかその辺りをいじるのは不安なのでやめておいた。
コンピュータの電源を設定時刻に自動的にオンにする - @IT

 タスクスケジューラの詳しい設定の仕方は長くなるので追記で。


 以下で使ったキャプチャは全部Vistaのもの。内容は同じなんだけどXPとVistaでは微妙に画面が違うみたいなので、XPの場合はこちらの記事などを参考に。
@IT:Windows TIPS — Tips:タスク・スケジューラとWSHで定例処理を実現する

 これがタスクスケジューラを開いた時の画面。今回はiSnoozeの起動を例として、一連の設定を行ってみる。まず右側の中にある「基本タスクを作成」を選択する。


 ウィザードが開くので手順に従って設定していく。まず名前。適当に。

 次にタスクを起動するスケジュールの設定。今回iSnoozeは毎朝起動してほしいので、「毎日」で次へ。

 最初にスケジュールを実行する時刻を決め、それ以降の起動間隔を設定。iSnoozeは7:30になると再生するように設定しているので、余裕を持って5分前に起動するようにした。

 どんな動作をさせるか選択する。もちろんプログラムの起動。

 起動するプログラムの選択。オプションで色々できるみたいだけど、よくわからないし今回は必要ないのでスルー。

 これでウィザード上での設定は終わりだけど、もう一手間かけなきゃいけないので「プロパティダイアログを開く」にチェックを入れて、完了。

 すると今度はプロパティ画面が開く。条件タブの電源の項目にある「タスクの実行時にスリープを解除する」をチェックしてOK。これが肝心。

 これでタスクの設定は完了。新しいタスクが増えてるのが確認できた。

 (2009.06.03 追記)
 このままではタスクは起動しても終了されず、初日はアラームが起動したものの、2日目からは上手くいかない。そこでタスクを終了するために、更に次の2つの設定をして問題は解消された。

  • 「プロパティ」→「トリガ」→毎日**:**に起動というトリガを選択して「編集」→「停止までの時間」をチェックして、任意の時間に設定する。
  • 「プロパティ」→「設定」→「タスクを終了するまでの時間」をチェックして、任意の時間に設定する→「要求時に実行中のタスクが終了しない場合、タスクを強制的に停止する」にもチェック。

 前半の停止までの時間を30分に設定したら、30分でitunesも勝手に停止されるようになった。今では毎朝「おはよう」プレイリストの音楽で目覚めて出社している。無機質なアラームに起こされるよりかなり良い目覚めだ。

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