久々の冨田キリンジ、王道すぎる。

 冨田ラボがレーベルを移籍して、移籍第一弾シングルとして4/1に発売したシングルは、実に5年ぶりとなるキリンジとのコラボレーションだった。

 もうこれは、いかにも「冨田キリンジ」らしい曲だ。こういう雰囲気の曲はキリンジ以外とのコラボではやれないのかやらないのか、とにかくキリンジと組んだ時特有の感じが全体に漂っている。よく言えば冨田キリンジの王道的傑作、悪く言えばオリコンメジャーには受け入れられない冨田キリンジらしさがよく現れた曲ということだ。

  
 左から中島美嘉「火の鳥」、MISIA「everything」、キリンジ「Drifter」。この辺りはアレンジが同じ雰囲気するでしょ。あと平井堅の「Ring」とか、AIの「ONE」とか。なんなんだろうね、バラードのアレンジさせたら天下一品ってことなのかな。アップテンポの曲ではあまり売れないよね。売れなくても好きだから良いけど。

 で、この曲は映画「昴-スバル-」のテーマ曲になっている(これで始めて昴がバレエの漫画だったことを知ったよ)。テーマ曲になっているんだけど、東方神起が「メインテーマ」で倖田來未が「主題歌」を歌っていて、冨田ラボはよくわからんが三番手らしい。予告編では東方神起の歌が始まる前にほんのちょっとだけ聞こえてくる。実に冨田キリンジらしいポジションである。

 メインテーマと主題歌からして映画を観る気は無いけど、主演に黒木メイサというのはなんとなく説得力があっていい。蒼井優じゃなくて黒木メイサなのか、といった感じ。