寄付金特別控除は自動化できない

去年から事業所得が加わるようになって、青色申告する必要がでてきた。幸い、事業収支はほとんど決まった収入と支出を整理していく程度のものなので、freeeで青色申告書を作って確定申告をするようにしている。

今年はさっさと確定申告を終えて肩の荷が下りていたのだが、ひとつ気になることがあって、調べていた。寄付金特別控除のことである。どうやら僕は本来、寄付金特別控除(税額控除)できる種類の寄付金を、ただの寄付金控除(所得控除)として申告してしまったらしい。

寄付金控除については、ふるさと納税などで世の中にだいぶ浸透した節税策になっているが、これは僕の心情に反するので利用せず、替わりにに認定NPOへの寄付を少額ながら行っている。認定NPOへの寄付は、より節税効果の高い寄付金特別控除を申告できる。

しかし、この特別控除を申告するときは、特別控除額の計算明細書という書面を別途作らなくてはならず、freeeにおいても申告書面を直接入力で修正しなければならない。

なるほど、freeeといえども申告書類がすべてfreeeになるわけではないんだな。来年の教訓にしよう。

それで、寄付金控除が特別控除になったとして、どれぐらい節税効果が高いかは、寄付した金額が年額で1万円として、

  • 寄付金控除の場合、10,000-2,000=8,000円に対する所得税率(仮に20%)=1,600円が税額から控除
  • 寄付金特別控除の場合、10,000-2,000=8,000円×40%=3,200円が税額から控除

ということで、1万円程度の寄付じゃ寄付金控除も特別控除も節税額は微々たるもんなんだなということに多少ガッカリしたり、数千円の節税のために自動化できるものに1枚手書きの申告書を加える費用対効果をじっと考えたりしながら、それでも私は認定NPOへの寄付は止めないよ、たぶん。