Excelのコネタをまとめた。

 遂に院生ゼミを始めることにしたが、まずは分野が違っても食いつきそうな話題にしようとして、造園とは全く関係ないExcelコネタについて話すことにした。せっかくなので配布メモを加筆して載せてみる。


□ショートカット操作関係
 列を選択:[Ctrl]+[Space]
 行を選択:[Shift]+[Space]
 編集/入力の切り替え:F2
 コメントの入力:[Shift]+F2
 書式設定:[Ctrl]+1

 文章を入力していて間違ったときとかに←キー押すと左のセルに移っちゃってイライラする。そういう時はF2を押して入力モードから編集モードにしておくといい。

□入力、編集関係
 貼り付けの応用:値のみ貼り付け、書式のみ貼り付け、[形式を選択して貼り付け]
 列幅が違う表をまとめて印刷する:[Shift]+[編集]→[図のリンク貼り付け]
 セル内で改行:[Alt]+[Enter]
 分数の入力:分数の頭に『0 (半角スペース)』 Ex.)0 2/3:セルには『2/3』と表示される
 表見出しの固定:[ウィンドウ枠の固定]
 特定のセルを表示しながらの作業:[ワークシートの分割]
 別のシートを見ながら作業:[新しいウィンドウを開く]→[整列]

 元が数式だったセルをコピペすると数式がペーストされるせいで数値が変わってしまってイライラする。そういう時は[形式を選択して貼り付け]で値のみを選ぶ。但し数式を修正する度に貼り付けなきゃいけないので互換性を優先したいときは=A3
って感じでセルを指定するようにしている。値の貼り付け、書式の貼り付けはツールバーのユーザー設定からショートカットを作ることができる。

 セル内改行は置換変換では[Ctrl]+Jで表現できる。例えば置換文字列で[Ctrl]+J、変換後の文字列を空欄にしておけば、セル内改行がまとめて削除される。

 表見出しを常に出したい時は、[ウィンドウ]-[ウィンドウ枠の固定]を使う。選択したセルの左上の点で画面が分割して、その点より左と上の部分はスクロールしても常に表示されるようになる。右や下を出したい時は[ワークシートの分割]。同じファイルの別シートを参照しながら作業したいときは[新しいウィンドウを開く]→[整列]で左右か上下に並べて表示を選ぶといい。

□書式
 ・表示形式を定義する:単位を追加、小数点の位置を揃えたい時に
 ユーザー定義の入力規則:正の数の書式;負の数の書式;0の時の書式;文字列に対する書式(セミコロンでつなぐ)
 0、#、?:入力した数字を表す
  0:指定した桁まで0をつけて表示 Ex.)0.00と定義:5.2→5.20 5.243→5.24
  #:指定した桁まで表示、無ければ空欄 Ex.)#.##と定義:5.2→5.2 5.243→5.24
  ?指定した桁まで表示、無ければスペース Ex.)?.??と定義:5.2→5.2_(半角スペース) 5.243→5.24
 @:入力した文字列を表す
 ,(カンマ):桁区切りの追加 Ex.)0,000と定義:52000→52,000 0,と定義:52000→52,
 _(アンダーバー):半角スペースの追加
 “文字列”:文字列の追加 Ex.)0.0″_(%)”と定義:5.57なら『5.6 (%)』と表示される
・条件付き書式の利用:値が50%以上のセルで色を変えたい時とか

 単位を別セルに書くと邪魔だし、同じセルに書くと文字列になっちゃって計算に使えないので、ユーザー定義を使って単位をつける。測量関係とかで常に小数第三位まで表示させたい時は0.000、小数点以下の桁数がバラバラで小数点位置を揃えたい時は?.???を使う。

□数式・関数
・数式入力に便利な表現
 $:頭に$をつけた列、行は絶対指定となり固定される Ex.)$A2:列Aを固定 A$2:行2を固定 $A$2:セルA2を固定
 “”:文字列を使う時は””で囲む Ex.)=COUNTIF(A:A,”学校”):列Aで『学校』と入力されたセルの数を数える
 :頭に’をつけると数式の計算を行わない Ex.)’=3+2+1:セルには『=3+2+1』と表示される
 *:*をつけた部分の文字列を無視するようになる Ex.)=COUNTIF(2:2,”*学校*”):行2で『学校』を含むセルを数える

 数式をコピペすると$をつけない相対指定部分は同じようにズレていくので、ズレてほしくないセルは絶対指定で固定する。

・よく使うExcel関数
 ABS:絶対値
 PI():円周率π
 SQRT:平方根
 ROUND:四捨五入(桁数をマイナスにすれば百の位とかでも丸められる)
 SUM:合計
 AVERAGE:平均
 VARP:分散(VARは不偏分散)
 STDEVP:標準偏差
 COUNTA:空白でないセルの個数を数える
 COUNTIF:検索条件に一致するセルの個数を数える
 IF:条件分岐
 AND:複数条件の設定
 OR:複数条件の設定

□グラフ
・ユーザー定義の利用:同じ体裁のグラフを量産
追加するとき:[グラフの種類]-[ユーザー設定]タブ-[ユーザー定義]
 グラフを作る度にフォントを調節したり色を変えたりするのは面倒なので、同じようなグラフをたくさん作る時は、初めに作った体裁をユーザー定義に追加しておくと、以降は同様手順でユーザー定義を呼び出すだけでいい。

 面倒臭くなってきたのでこれくらいで。学部生は並べ替えすら知らない子もいたので、4年生とかにやってあげたほうがいいのかもしれない。次からの院生ゼミはちゃんと専門分野のテーマを選びたい。

□参考サイト
エクセル技道場