朝焼けは雨のきざし
キリンジは今年でデビュー10周年。とはいえキリンジはもっと昔からいたような安定感と貫禄がある。アルバム先行シングルは日比谷野音ライブ音源10曲を含む11曲で1000円という太っ腹なお値段。そしてこのライブ音源のライブ用アレンジがカッコイイ。お気に入りはロマンティック街道。ギターもベースもシンセもカッコイイしコーラスもハマりすぎてて気持ちいい。
ライブ音源なんて粗っぽいし観客の声とか入ってるし何がいいんだと思ってたけど、切り貼りできないライブならではのアレンジは原曲のまた違った雰囲気を味あわせてくれるから面白いことに最近気づいた。
7-seven-(DVD付)
キリンジ7枚目のアルバム。良曲揃いだけど、全体的に春っぽい穏やかな曲が多くて、インパクトには物足りなさも感じる。前のアルバムが秋冬っぽいヒリヒリする曲が多かったからかな。収録曲のバランスは先のシングルの方が好き。
レコメンは1曲目の「家路」。おうちへ帰ろうみたいなヌルいノリかと思いきや、予想だにしないホーンのイントロに心奪われる。車を運転するようになったらこれをかけて夜道を帰りたい。
PIANOHEAD(初回生産限定盤)(DVD付)
ヒイズミマサユ機のソロ2ndアルバム。HZM≠ヒイズミって設定とか曲の歌詞とかちょっとイタいところもあるけれど、ちょっと甘めのボーカルに好き嫌いがわかれるようだけれど、ピアノだけは間違いない。小学生の時にヒイズミに出会っていたら真面目に練習を続けていたに違いない。レコメンはノリのいいところで「Theme of PIANOHEAD」、夕暮れに聴きたい「ワルツ」「夕陽」。
ライブ映像のあった春疾風はピアノと弦楽どっちもスポットがあたっててかなりぐっときた。譜面があったら弾きたい(誰かにピアノを押し付けて)。
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