去年の暮れ頃か今年に入ってからか、佐久間宣行のオールナイトニッポンをSportifyで聴き始めるようになった。仕事の合間を縫ってエンタメを観ようとする佐久間さんの話に影響を受けて、寝る間を惜しんでせっせとエンタメを見ては寝落ちしていたりした。ラジオを聴いているうちにこの人は休みもプライベートも全部仕事に絡めてしまう狂人なんだと私もリスナーも気づき始めたので、同じようなことはできないが、今年見たエンタメを思い出してみる。
映画
- リバー、流れないでよ
- ゴジラ-1.0
- ナポレオン・ダイナマイト
- FALL
- 奈落のマイホーム
- ルックバック
- くまのアーネストおじさんとセレスティーヌ
「リバー、流れないでよ」ヨーロッパ企画による映画。公開された頃に見ようと思ってたがすっかり忘れていて、佐久間さんのラジオにゲストでヨーロッパ企画の上田誠が出ていてこの話をしていて思い出して見た。さすがヨーロッパ企画、ループ物コメディ。
ゴジラ-1.0。もうあんまし覚えてないけど神木くんと浜辺美波、朝ドラ「らんまん」に続いてこの共演って、スタッフは被ったことをどう思ってるんだろうなと感じた記憶。しかも時代設定も同じぐらいだし。
ナポレオン・ダイナマイト。JCで知って課題図書のようになったので遠征中の飛行機内で見た。ずっと後にトランプ支持しているアメリカの田舎というのはナポレオン・ダイナマイトみたいなところだというブログを読んで、ここで課題図書が役に立つのかと震えた。
奈落のマイホーム。こんな設定あるかよ、コメディかと思ったら広島でほんとに道路が陥没して建物が沈んだので、コメディと思ってごめんなさいって思った。
ルックバック。わずか60分だというのと劇場で見るべきだというので強引に見に行った。マンガの時は京アニを想起してしまうとか色々言われてたけど、ルックバックというタイトルが何重もの意味を持ってるんだなということをわかるように表現されていた。あと音楽が好き。
くまのアーネストおじさん。子供と見に行ったが、子供と見るにはちょっと怖いシーンもあったり、淡々としていて飽き始めていたり、なかなか芸術アニメというのはエンタメとして見るには難しいなと感じた。
ドラマ、アニメ、配信シリーズ
- SHOGUN
- 地面師たち
- 極悪女王
- サンクチュアリ
- トークサバイバー シーズン3
- ゴールデンコンビ
- イカゲーム
- 白と黒のスプーン
- サバイブ・ザ・ワールド
SHOGUNがすごいと聞いていたのでわざわざDisney+に加入。すごいけどストーリーがもにゃもにゃという感想がしっくり来た。実在の人名にしなかったのは文化の盗用を案じてなのか、でも実在の人名にした方がわかりやすかったよね。あとこれどう終わるんだと思ったら最後の方が急展開だった。
そして地面師たちを見るためにNETFLIX再加入。これは業界が近すぎて笑うに笑えない。色欲尼さんのところぐらいじゃない、笑えたのは。
次いで話題になってた極悪女王。女子プロレスを全然知らなかったのがこれを見てちょっと知っといてもいいかもねと思った。ジャガー横田の描かれ方がどうとか、そういう実在の人のチャンネル見に行ったもんね。
その流れでサンクチュアリ。極悪女王もそうだったけど、役作りのためにめちゃくちゃ太らせるの、それを役者魂とか美談とかにしていいものか。どちらも文字通り体当たり演技はほんとに凄いんだけど。
トークサバイバー。佐久間宣行ワークスとして見たんだけど、なかなか入ってこなくて。流しで見た。豪華なドラマパートは逃走中のドラマパートみたいな、それ要る?みたいな。でトークパートは松本人志じゃないすべらない話ってこんな感じか、みたいな。
ゴールデンコンビ。この記事を読んだので見た。この方といい佐久間さんといい、水ダウの藤井健太郎とかReHacQの高橋弘樹とか、業界の裏方だった人たちが自分たちの声を表に出すようになったというか、そういうのを僕が見るようになっただけなのか、なんか最近そんなことを感じてる。で、当の番組は1日で全部撮ったということもあって、やっぱし撮れ高って大事なんだなというかちょっと無理があったなと感じるところもあった。大変お疲れ様でした、と感じた。
イカゲーム。カイジで見たと思ってあまり覚えてない、金かかってそうな舞台装置とか内容そのものより「情報」を見てた気がする。
白と黒のスプーン。韓国の料理対決リアリティショー。20人の一流料理人と80人の地元の名店料理人の中から1位を決めるって内容だけど、それを最後までたった2人の審査員が審査してるのがすごかった。日本でこの番組やるとしてこの2人になれる人って誰なんだろう。
サバイブ・ザ・ワールド。アウトドアの中でも過酷なサバイバルをやる、サバイバルリアリティショー。YouTubeで配信されてる「ALONE」ってサバイバル番組をたまに見てるけど、こちらは孤独が好きなサバイバーたちにチームを組ませるというルールが面白いなと思った。
ライブ・パフォーマンス
- ハンバートハンバート「ハンバートのFOLK村」
- ひろしま美術館ナイトミュージアム~印象派版
- KIRINJI 25th ANNIVERSARY LIVE(配信)
- 木下サーカス
- toRmansion
- ヨーロッパ企画第43回公演「きてけつかるべき新世界」
- 劇団四季「キャッツ」
- KIRINJI弾き語り~ひとりで伺います
ハンバート、癒やされに行った。子連れでもいいんだけど全部楽しんでくれるかなと思うとなかなか連れてこれず。でも途中で休憩が入るのもそういう配慮なんじゃないかと。
ナイトミュージアム、一度は見に行ってみようと思って家族で。こちらは少人数のツアーで大人が多かったので子供を連れていったのは失敗だった。観光客向けみたいなところもあるのか子供連れても全然いいですよって感じだったんだけど、他のお客さんにちょっと申し訳なかった。
KIRINJI25周年ライブは最高だった。配信期間中に3回ぐらい見た。ブルーレイ化もされて速攻買った。昔はライブ版音源って何がいいんだと思ってたけど、最近は映像作品化されてるライブ版音源をぜひ外でも聞かせてくださいという気持ちまである。
木下サーカスは家族で。ライブは一番いい席で見るべきというポリシーで前の方の席で見た。奥さんが一番楽しんでいたような気がする。6歳はもう時間がもつようになったけど、3歳は今回も全編は無理だった。
toRmansion。ひろしま国政平和文化祭のチラシで見つけた、凪の演劇祭という中で来ていた大道芸パフォーマー。前半の短いマイムは子供ウケも良かったが、後半の色んな映画を含んだマイムストーリーは子供には元ネタがわからず難しかったか。でも全体的に親しみやすくやってくれたので良かった。
ヨーロッパ企画。再演なんだけど、初演の時はスケジュールが合わなくて見れなかったので初見。大阪の新世界を舞台にドローンやロボット社会など新世界が繰り広げられていく話。初演の頃はもしかしたらみたいな世界が再演でもう現実になりつつあるみたいになっていた。
劇団四季のキャッツ。これはどういう話なんだろうと思ってたけど、序盤の方でこれから猫の紹介をするよというセリフがでてきたので、ここからストーリーが展開しないんだなと思ったら、本当に最後まであまり展開がなく、猫の紹介でほぼ終わった。ストーリーは老いぼれ猫が年に1度のお祭りで選ばれて転生するという、いい話のようでこれはカルト宗教ではないかという話だった。これはアクターの素晴らしいダンスと歌を観る舞台なんだな。
KIRINJI弾き語り。25周年ライブの前半が弾き語りパートが生で聞ける。生の愛のCoda、生のまぶしがりや、生のDrifterですよ本当にもう。会場の出雲大社広島分祠というのも、こんなところにこんな立派な建物があるのかと驚いた。
映像パフォーマンス系はこんな感じか。書き出してみるとそんなに見てないなという感じがする。あとはコミックか。来年はじっくり本を読む時間も増やしたい。
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