NODA MAPの「南へ」をWOWOWで観た。火山観測所を舞台にしていて、上演期間中に東日本大震災が起きるという、とんでもない偶然が起きてしまった芝居だ。劇場で観たときは、要素が多すぎて消化しきれないままになってしまい、放送でもう一回ちゃんと観てようやく腑に落ちた。
さて、そんな放送を観ていたら、エキストラ(アンサンブル出演というらしい)の中に、見覚えのある顔を見つけた。子供鉅人の益山貴司では?そう思って調べてみると、たしかに益山兄弟が出演していた。子供鉅人は昨年「幕末スープレックス」という芝居を観に行き、なんだこの劇団面白い!と私にとっての2012年新人賞を見事射抜いた劇団だ。そうか、こんな活動もしてらしたのか。
そうやってNODA MAPと子供鉅人のサイトを見比べていたら、もう一人共通する人物がいた。子供鉅人の次回公演にデカデカと名前が出ている黒田育世だ。NODA MAPの最近の芝居で振付を担当していた。どんな人だろうと思って検索してみると、なんか前に違う何かを調べていた時に、見かけたような気がする。なんだろう、コンテンポラリーダンス関係のイベントを調べていた時かしら。もうひとつながり出来そうだったが、思い出せないので連鎖はここで終了。
こんな風に不思議な連鎖をするから、裏方さんたちに注目してみるというのも、おすすめの見方です。
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