東京へ帰る途中、大文字の送り火を家族と観に行きました。ただ、僕はその日の朝まで飲んでいたので、昼間も二条城へ行ったりしたものの、夜になるまでそれはそれはバテまくっておりました。
本当は父親が一人で観に行くつもりだったらしいのですが、僕と妹が付き合うとわかると俄然張り切り始め、京都国際ホテルの屋上から見られるようにしてくれました。送り火が始まる1時間以上前に屋上へ向かい、最前列を確保したものの、平均身長170cmを越える僕らの後ろに来てしまった人々はさぞかしウザかっただろうと思います。
夕刻の京都。山がこんなにうねうね重なっている景観っていうのも、なかなか見たことないなあと思いながら撮った一枚。
8時になって始まった大文字の送り火。もっと寄って撮ったのもあるけど、これぐらいの引きの方が、スケール感があって良いかな、と。
続いて妙法。「妙」の字がなかなか「妙」に見えなくて、あれが船形じゃないかという噂が一時屋上に蔓延したものの、やがて本当の船形が現れてやっぱり妙法だったのかと一同納得。
問題の船形。手前のビルに隠れて船底が欠けています。
左大文字。最初は火が弱くて失敗したかのように見られていたものの、途中から奮闘して赤々と燃えはじめました。スケール的にも順番的にも大文字に美味しいところを総取りされる左大文字の意地を見せたようで、一番愛着が湧きました。
最後の鳥居形も見ることはできたものの、ブレないよう写真を撮るのは無理でした。とはいえ、送り火を5つとも観ることができた美味しい一日でした。
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