・【正論】社会学者・加藤秀俊 「給付」を「寄付」にできないか (1/3ページ) – MSN産経ニュース
いつになるのかよくわからないものの、とにかく定額給付金が給付されることになりました。政策の是非については自分が意見したところでどうにもならないと思っているので全く関心が無かったのですが、給付金の使い道については自分の行動で日本経済に貢献できると思ったので、どのように給付金を使えば景気対策になるだろうかと考えていました。
それで友達と話していて思いついたのは、「定額給付金は自分以外の人のために使おう」ということでした。10年前に地域振興券を配った時は、配ったお金の半分が貯金に回されて消費刺激にならなかったという話を聞いて、最初はどうやって地域振興券を貯金したのかわからなかったのですが(当時我が家では本当にぱーっと使って終わっていた)、なるほど地域振興券を使った分だけ貯金をしていたということだったんですね。それはつまりお金を自分のために使うから、地域振興券のお陰で余ったお金は貯金に回そうってことになるのかなと思ったのです。
自分以外の人に使おうっていうのは別に寄付に限らずとも、世話になっている両親へプレゼントとか、後輩に大盤振る舞いするとか、後はみんなで飲み会に行くんだけど「隣の人の分を自分が奢ったげる」とかそういうのでいいと思うんです。別に自分で稼いだお金じゃないので(大元を辿ればそうなんですが)、人にあげたって懐が痛むわけでもないし、自分の家計には何の影響もないので貯金もしようがないし、何より人から感謝されるような使い方すれば自分も気持ちいいじゃないですか。
とりあえず自分はそういう方針で給付金を使おうと思っていますが、給付金を貰う人がみんなこうやって使えば、2兆円はすっかり流通するし使う人も使われた人もハッピーになれて、なかなか幸せな政策になるんじゃないでしょうか。
(余談)
「でもいっぱいプレゼント貰う人と、貰えない人が生まれたら不公平じゃね?」ということを言われました。別にいいじゃん、貰えないことを嘆くより人に使ったことで満足しようよ。まさかここでリア充非モテ論争になるとは。
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