良質なキュレーション環境を創る試み。

「キュレーション」という言葉が最近のマイブームである。「キュレーション」というのは、私に最適な情報を拾ってきてくれるということらしい。まあ、打率はそんなに高くなくていいんだけど、より多くの私に最適な情報をどうやったら拾ってきてもらえるかということで、こと広島に帰ってきてから色々なキュレーションサービスを試している。

なぜ広島に帰ってきてからなのか。それはこれまで通りに行かなくなったから。例えば音楽。ちょっとした暇ができると東京にいた時はタワレコ渋谷、名古屋にいた時はツタヤ栄に行ってはレコメンドのCDを試聴しては何枚か買ったり借りたりするようなことをしていた。ところが、どうもタワレコ広島は地元バンドには手厚いようだが僕の好きなワールドやらエレクトロニカやらの試聴コーナーは全然少ない。というわけで、自分が好きそうな音楽に出遭う機会が減ってしまった。それでネットを駆使してどうにかまだ知らない音楽を発掘しようなどと思ったわけだ。

しばらく試しているのはiTunes Genius。寝る前とかにおすすめされる曲をポチポチGood/Bad評価を地道にこなして、多少いい感じであれば、とりあえず1曲買ってみることにしている。そうするうちにだんだんキュレーションが洗練されてくるかなという期待を込めて。iPadで見ると結構たくさんの曲を薦めてくれるんだけど、残念ながらiTunesでは買ってないけどもう持ってるという曲も結構表示されて、彼らをGoodにすべきかBadにすべきかで迷う。Goodにしないと似たような好きな曲は出てこないけど、更なる持ってる曲をレコメンされても困るし。他方PCのiTunesは一覧で見るレコメンは曲数が少なくて前述の曲被りもあって全く役に立たないが、特定のアーティストから関連アーティストを薦めてくれるのがいい。

他にはAmazonのおすすめ商品でKindleコミックを探してみている。こちらはGood/Bad以外に「もう持っています」があるので、割と迷いなく選別できてるのだが、いかんせんシリーズを1巻ずつ薦めてくるのがダメだ。50巻くらい続くコミックに延々Bad評価をするのは苦痛だ。最近のカドカワ祭りでコミックビームのマンガを何冊か買ったらレコメンが萌えマンガばかりになって参った。直近の購入履歴だけでレコメンが染まってしまうのでは、色々試し買いする意味がない。

あとはもう自分で情報収集するしかないということで、Feedlyでアート系や建築不動産系のニュースを拾ってくるようにしているが、GoogleReaderに続いてlivedoorReaderもサービス終了し、RSSの存亡が危ぶまれている。こんなに便利なのにイベント情報サイトがけっこうRSSを配信してなくて愕然とする。情報サイトは別にお金かかるものじゃないんだからRSS配信してほしいし、RSSリーダーは有料サービスしかなくなっても今のところは使い続けるつもり。

それから、地元広島の情報収集もこれまた結構難しい。例えば東京ではレッツエンジョイ東京とかTime Out Tokyoとかマメにチェックしていて、たまに面白そうなイベントを見つけてはふらっと行ってみたりしていたが、広島(というか中四国でいいんだけど)のこういう情報ポータルをまだ見つけられていないのと、そういうサイトがRSSを配信してないせいでなかなかニュースが集まらない(前述の2サイトもRSSを配信してないので更新情報をキャッチしにくい)。結果、美容室で流し読みするいわゆるタウン誌がかなり強力なキュレーション媒体になっていたりする。まだまだ改善途上である。

最後に、まあこうやって見つけた僕の好きそうなダンサブルなジャズのアルバムとなんか気になったトルコマンガ(まだ読んでない)を紹介しておきますね。カドカワ祭りはとりあえずまだ続いてるみたい。