早稲田の帰り、ふと思い立ってせい家に行った。隣のサラリーマンは麺固めを頼んだのにラーメンが来てからかなり長い間携帯いじってた。もともとラーメンが来てからもモタモタしちゃうタチだから固めで頼んでおいたという作戦か、若しくは外はグズグズ中は粉っぽい食感が好きというかなりシビアな麺フェチなのか。
ゼミでもいつかネタになったことがあるが、僕はラーメンの味は基本的にしょうゆ、塩、味噌、とんこつだと思ってるんだけど、『とんこつ基本味』考に異議を唱える人もいる。とんこつは味じゃない、ダシだと。
後者の考え方といえば山頭火。とんこつラーメンなのにメニューには塩醤油味噌しかなくて著しく動揺した。
しかし考えてみれば後者の方が考え方がすっきりしている。なんかもう色んなものがダシになってるから、スープをダシ×味で表現するためにとんこつはダシに含めようというのは、わかりやすい。
これまでの話とは全然違うけど、ラーメンのスープってヤバいよね。様々な動植物のあらゆる部位を使ってできたわけわからん液体。おとぎ話ばしの魔女が作ってそうで、そう思うとなかなかキモチワルイ。
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