無事に2級FPに受かったので、ドヤ顔で資格の話ができるようになりました。
2級FPって範囲は広いけど合格のハードルは低い
この資格の絶望的なところは、とにかく試験範囲が広いところ。今回は3月にユーキャンを始めてボチボチとテキストを読み始め、ダラダラしてたせいで一通り読み終えたのは6月も終わる頃。内容が全然頭に入ってないし、これ絶対受からんだろと思いつつ、勢いで受験申込を済ませた。この頃から東京へ異動になって通勤時間が発生したので、一問一答に目を通すようにしたものの、曖昧に記憶してる部分がかなりあって、これまとめ直してる時間はもう無いぞと諦めかけていた。
で、8月になってようやく過去問に着手して、採点してみたら、これが案外合格圏の6割をとれたのであった。前に一問一答でも間違ってたなと覚えてたところを補強して再度やってみたら、今度は8割とれた。うわ、なんだ結構余裕じゃんとそこから勉強しなくなって、本番では合格スレスレの水準までしっかり忘れていた。
何がいいたいのかというと、6割合格でいいなら、結構あいまいな記憶でもなんとかなる、ということだ。7割合格だった宅建に比べると、確実に理解の精度が低い。が、大丈夫そうなのである。だから全然覚えれていないことに不安を持たなくていいのだ。
2級FPは「知ってる」程度の資格
ということで、2級FP(AFP)という資格を持っているということは、ファイナンシャルプランニングを「おおざっぱに知ってるよ」ということに過ぎないのだというのが、今回勉強してみての感想だ。実際に、AFPとったら実務でFP業務できるかと言われると全然できない。例えば将来の生活費にはあらかじめ決めておいた変動率を複利で掛けていくけれど、その変動率を何パーセントに設定すればいいのか、全然わからない。この変動率がちょっと変わっただけで10年20年先のキャッシュフローは大きく変わるにも関わらず。これは宅建も同じだったけど、資格を取ってやっとスタート地点に立てたような感じで、実務経験を積まないことには試験対策用の知識を持ったというだけで終わってしまう。
不動産業とFP資格
今のお仕事に直結して勉強になったなあと感じるのは次の2点。
- 節税(=固定資産税、相続税)のため賃貸アパート、マンションを建てる仕組みが理解できるようになった
- 不動産投資を行うときの税効果を含めた収支がそこそこ組めるようになった
また、直結しないような金融資産やリスク管理に関する知識は、将来的に不動産コンサルティング技能試験を受けようとする時の知識の下地として十分役に立つであろうし、そう考えると実務的にも役立ってくる機会は十分にあろうかと思う。
宅建勉強してるとやっぱり楽。
不動産に関する部分は教科書もほとんど読まず、あやふやに覚えていた長期譲渡の辺りを覚え直すくらいで済んだ。この膨大な試験範囲の中で、得意分野があるのは心強い。個人的に確定申告を毎年していたり、保険のことを生保の営業の子から、からかい半分で話を聞いていたりしたのもの、スムーズに理解する助けになったと思う。まあ宅建は年1回の試験に比べてこちらは年3回あるので、まだ宅建を取ってないんだったらFPの5月試験を先に受けて、10月の宅建を取るっていうのが効率的かなあと思う。
ユーキャンの安心感。
最後にせっかくだからアフィリエイトを貼っておこうということで。今回はユーキャンの資格講座を利用した。2級FPには受験資格があって、3級FPに合格するか、認定研修を受ける必要がある。また、2級FPに合格した後でAFPに登録するためには、また別に認定研修を受ける必要がある。
独学で3級から攻めていくこともアリだし、正味の費用としてはそっちの方が安上がりなんだけど、着実に勉強しなきゃいけないのがキツいのではないかと思う。万が一3級で落ちちゃって2級の受験資格を得られなかったらそこでくじけちゃうだろうし。ユーキャンを受けとけば受験資格、AFP登録どちらの認定も取れるので、とりあえず2級の土俵には確実に立てるという安心感がある。教育給付金制度対応なので、ちゃんと手続きをとれば受講料は20%戻ってくるし。いずれにせよ勉強期間は半年くらいかかるので、コツコツできる人は独学で、ムラがある人は大人しくユーキャンの方がいいのでは。
てな感じで、一念発起しようという方は下のリンクから講座に申し込んで僕に紹介料を落としてくれればいいと思います。
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